:54:01
ある朝 ウェルフリートに
あなたがいて─
:54:08
私達みんなでそこにいて─
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彼と一緒に寝てた私は玄関へ向かった
:54:17
彼が私の後ろに立って
肩に手を置いたの
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おはよう ダロウェイ夫人
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それからよ 私は囚われたわ
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囚われた?
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その名前よ
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今 あなたは私の元に
向かってきてる
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私があなたを一度も見てないから
:55:03
とにかく大した事じゃないわ
あなたのせいじゃないの
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過ぎ去った夏のことよ
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俺が彼を置いていった日だ
:55:28
俺は列車に乗り
ヨーロッパに旅にでた
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あんなに自由を感じたのは初めてだった
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ねえ サンフランシスコのことを聞かせて
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どんな感じかって?
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あいつらは未だに
馬鹿者に劇文学を教えてたよ