:49:09
何てこと この怪物め
:49:14
この悪魔め…
:49:18
大声を上げれば撃つ
:49:22
天使のような声だった
話したのは私だけだが
:49:29
バカな娼婦のせいで
死んでしまった
:49:34
俺の前でゴールディを
悪く言うのはマズいぜ
:49:40
私に会いに来たとき…
:49:44
彼は苦しんでいた
:49:49
罪悪感に
:49:54
助言を与えようとした
:49:59
だが食べることでしか
彼は満たされない
:50:04
涙を流し誓ってくれた
全狽フ神を感じると
:50:11
お前に何が分かる?
:50:14
人を食うことが
気色悪いのは分かる
:50:17
ただ食べただけじゃない
:50:21
魂を食べたのだ
:50:25
私も加わった
:50:32
みんな娼婦だった
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そんな奴らを
誰も気の毒に思わない
:50:41
だがゴールディがあと少しで
全てぶち壊すところだった
:50:47
公共の場に残って━
:50:50
お前と一緒になった
:50:53
お前がうってつけだった
:50:55
その夜 男の顎を折ったから
:50:59
お前みたいな悪漢を
誰が信じる?