:03:14
すまない 今はまだ行けない
本当に忙しいんだ
:03:19
1981年 俺はニューヨークの
フェニックスホテルに篭っていた
:03:27
全てが恐ろしかった
今までの人生を後悔していた
:03:35
自分の身に起こったことを
全て書き記すまでは-
:03:39
誰にも邪魔をされたくなかった
:03:42
ムダにした人生を書き留めて-
:03:46
教訓話にするつもりだった
:03:50
俺が11歳の頃
初めて異性を好きになった
:03:55
そのことは強烈に印象に残っている
:03:58
-なあに?
-ねえトゥービア
:04:02
-舐めてみたい?
-…何を?
:04:05
その…イチゴ味の
ものがあるんだけど…
:04:08
-イチゴは好きだよね?
-嫌いよ
:04:12
イチゴ味のものって…
実は僕のペニスなんだ
:04:15
-ふざけないで
-君だって興味はあるだろ?
:04:18
-まだ見たことは無いけど…
-1ドルあげるからさ
:04:24
それが俺の初体験だった
:04:29
これが転機だったと思う
:04:32
それまで異性に興味は無かったが-
:04:34
自分が本当は
女好きなことに気付いたんだ
:04:41
若い頃は女の尻ばかり
追いかけていた
:04:51
当時から口先だけは上手くて-
:04:54
あらゆる女性を
口説き落とすことに-
:04:57
情熱の全てを傾けていた