:41:02
三番の方 もし約束の時間に-
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彼女が来なかったら
あなたはどうしますか?
:41:11
第一に彼女のことを心配し…
仮にただの遅刻だとしても-
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そんな小さなことでは責めません
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1967年 ヘルシンキ
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どんな話をすれば
喜んでくれるのかな
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彼女 奥手みたいだ
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君の仕事だろ? チャック
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きっと今まで ボーイフレンドも
いなかったんだと思う
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実は僕もシャイなんだ
なあ教えてくれよ チャック
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ひょっとしたら
僕って無視されてるのかな
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ねえチャック 聞いてる?
どんなことを話せばいいのかな
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もういいよ!
もう当てにしない!
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彼女に「死ね白豚!」って言われたよ
僕は人間なんだけどな
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ちゃんと仕事してよ チャック
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僕たちには お互いをもっと
知り合うための時間が必要だと思う
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そうだね 彼は…その…
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彼について知ってることは少ないし
イメージ通りの人でもあるんだけど…
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いきなりキレるんだ!
なんの前触れも無く
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あれには驚いた
もう一緒の仕事はゴメンだね
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あれ?チャック?
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この時期のヘルシンキは幻想的だ
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一面の銀世界
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人ごみの中でさえ
言いようの無い孤独を感じる