:36:03
君はさらに10年間
刑務所で朽ちることになり─
:36:06
自由を勝ち取ったた時に
私はウンザリしてしまうだろうな
:36:07
正直に知ってることを全部話すわ
:36:13
あなたはロキシーの房で
この日記を見つけなかった?
:36:19
ええ
:36:21
ママ・・・ママ・モートンがくれたのよ
彼女が言うには誰かがくれたんだって
:36:25
誰か? その不思議な黒幕の心当たりは?
:36:29
いいえ 知らないわ
:36:31
よし 整理しよう
:36:32
誓約に背いた誰かがこれを書いた
:36:36
で・・・間違った裁判・・・
:36:40
馬鹿と呼ばれる俺
弁護士に見えるだろうか?
:36:42
被告の筆跡のサンプルを持ってる
誠実な弁護士
:36:48
ハリャ唐ウん ロキシーが自白したときに
書いたものをお持ちで?
:36:51
ええ ですがこの提案は
証拠の信用性を弱めるものでは?
:36:54
いえいえ そんな愚かなもんじゃありませんよ
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馬鹿馬鹿しいもんです
:37:00
あなたがこの件に触れないなら
:37:01
裁判長 これは侮辱です
:37:02
侮辱? 待ってくれよ
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検察はヴェルマ・ケリーと
裏で手を結んだんだ
:37:09
そして証拠を捏造し
代わりに彼女に自由を保障した!
:37:19
フリンさん 侮辱は許されませんよ
:37:20
そう こんなの想像を超えてるんだ!
:37:23
それは上手くいったのか?
それは時が示してくれるだろう
:37:25
洗いざらい白状するんだ
ハリャ唐ウん 洗いざらい白状しなさい
:37:28
この男は堕ちたんだ
もう我慢できない!
:37:32
いい加減にしなさい! フリンさん
:37:34
私もですよ 裁判長
もうたくさんだ!
:37:38
強烈弁護でした
:37:44
紳士 淑女の皆さん
:37:46
クーク郡裁判所から
メアリー・サンシャインです
:37:50
シカゴの街は完全に傍聴席とかしました
:37:54
世紀の裁判は ついに結審を迎えたのです
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ミセス・ハートは被告側の席で
手を机の上に置いて静かに座っています